パリから1時間半で行けるブルターニュの首都レンヌの見所とは?

ここだけは見ておきたいレンヌのおすすめ観光スポットをご紹介します

パリから西に電車に揺られること約1時間半。大西洋に注ぐヴィレーヌ川とその支流のイル川の支流の交差する場所に位置するレンヌは、芸術と歴史の町(ville d’art et d’histoire)にも指定されていることからも分かるように、ブルターニュの首都に値するだけのたくさんの見どころがあります。その中でもレンヌを観光する際にぜひ押さえておきたいおすすめスポットをご紹介します。

木と石が織りなす異なる建築様式のコントラスト

レンヌといえばまず外せないのは木骨造りとも呼ばれる木組みの家の街並みです。この類ではブルターニュ地方で最も多くの家が保存されていて、その数はなんと286にのぼります。その多くは旧市街にあり15世紀から18世紀に建てられたもので、歴史の流れを感じることができます。それぞれの建物が異なる色や形をしており、個性を発揮しつつも調和した街並みを形成しています。

パリからTGVで1時間半になるレンヌの観光で知っておきたい木骨造りの建物の秘密とは?

その古い町並みと対比するように、パリのリュクサンブール宮殿の建築家でもあるサロモン・ド・ブロスが建てたブルターニュ高等法院(Parlement de Bretagne)のある広場の周りや、ヴィレーヌ川沿いには1720年の大火の後に建てられた石で作られた建物が並んでいます。上述の木骨造りの街並みで構成される旧市街が入り組んだ道になっているのに対し、この石で作られた建物のある区域は碁盤の目のように道が並んでいます。

レンヌ発ブルターニュガイドツアー

ブルターニュ高等法院
ブルターニュ高等法院

ブルターニュ高等法院から少し歩いたところには市役所(hôtel de ville)とイタリア式の劇場のある市役所広場(Place de la mairie)があります。18世紀に建てられたこの市役所庁舎は当時のフランスの美意識を建築に体現しています。現在も役所としての機能を果たしていて、土曜日には結婚式のため多くの新婚カップルが建物の前で記念撮影をする姿を見ることができます。またその足でリス広場(Place des Lices)も足を運ぶと、毎週土曜日に開かれるフランス最大規模の市場でブルターニュ地方の豊かな食材に触れることができます。

「マルシェの街」レンヌのリス広場の市場を体験しよう。

レンヌのサン・ピエール大聖堂
サン・ピエール大聖堂の内部

また、旧市街の中でも圧倒的な存在感を放つサン・ピエール大聖堂(Cathédrale Saint-Pierre)を見逃せません。中に入ると、重厚な2つの鐘塔が織りなす左右対称のシルエットのなファサード(正面部分)からは想像できない眩いばかりの装飾の数々に目を奪われます。ローマでよく見られる教会内部の佇まいはフランスではあまり見られないものです。

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タボール公園

もし時間的に余裕があるなら、旧市街から外に出て少し歩いたところにあるタボール公園(Parc du Thabor)もぜひ訪れてみてください。レンヌ市民の憩いの場でもあるこの公園はかつては修道院の敷地でしたが、現在は自由に散歩ができるようになっています。フランスでも指折りの美しさとも言われるこの公園でピクニックをするのも良いですね。

タボール公園から徒歩数分のところには、こちらもかつては修道院の建物だったサン・ジョルジュ宮殿(Palais Saint-Georges)があります。1670年に建てられたこの建物の前にはよく手入れされた庭園があり、四季折々の花々が街に彩りを与えてくれます。夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気を味わえます。ガイドブックにはあまり紹介されない場所ですが、ぜひ足を伸ばして見てください。

ブルターニュ観光の起点として

また、サン=マロ(Saint-Malo)、サン・ブリユー(Saint-Brieuc)、ディナン(Dinan)などのブルターニュ地方の町への電車やバスも出ており、レンヌを起点に日帰り観光するのに最適な街です。加えてモン・サン・ミシェルへもバスで1時間ほどで行くことができます。2017年夏からは高速鉄道TGVでパリから1時間半に所要時間が短縮されたことから、今後はレンヌはフランス観光の定番になっていくことでしょう。

レンヌの見どころはもちろん、レストランやショッピング情報をまとめたガイドブックが出版されます。モン・サン・ミッシェルやサン・マロもたっぷりと紹介しています。詳しくは下記からどうぞ。

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