レンヌの一つ星レストラン、「ラシーヌ」で味わうブルターニュ

女性シェフの生み出すシンプルで洗練された料理

旅行する楽しみの一つが食べることという方多いと思います。地元の名物を食べるのものその一つ。ブルターニュ、そしてレンヌを訪れると、やはりガレットやクレープを食べたいという人が多いのではないでしょうか?

フランスで一番長い海岸線が広がる地域であるブルターニュ、ましてやフランス最大規模のマルシェのあるレンヌでガレット以外にもおいしい料理が食べられないわけはありません。街には多くのオススメしたいレストランがあります。今回ご紹介するのは街で今注目を集めている「ラシーヌ」というお店です。

「Racines(ラシーヌ)」とはフランス語で「根、根源」という意味。その名の通り、自らの出生地でありルーツでもあるレンヌに2017年に「ラシーヌ」をオープンさせたヴィルジニー・ジボワールさん。地元でも瞬く間に評判となったレストランは、2019年にはついにミシュランの1ツ星を獲得しました。フランスでもミシュランの星を持つ女性シェフは少ないことから、今ブルターニュだけでなくフランスでも注目されています。

星つきのレストランというと敷居が高いイメージがありますが、ラシーヌはアットホームな雰囲気が店内に漂っています。店に入ると、ヴィルジニーさんの夫でありソムリエのファビアンさんが暖かく迎えてくれます。オープンキッチン担っていて、席によってはシェフが料理をしているところを間近で見ることができるのも、この店の特徴と言えるかもしれません。

ラシーヌが一つ星を獲得した時のテレビニュース

地産地消の意識が強いブルターニュ地方のレンヌにあるレストランであるからこそ、食材は地元で取れた新鮮なものにこだわってるそう。実際に、ラシーヌではレンヌのリス広場で開かれるマルシェなどで調達しているとのこと。

ギィ・マルタン(Guy Martin)やティエリー・マルクス(Thierry Marx)などの名だたるシェフの下で研鑽を積んだヴィルジニーさん。そんな彼女の料理は、そういった素材の美味しさを引き立てるものです。

見た目はとてもシンプルながら洗練されていて、口の中で一つ一つの素材を感じることができます。それぞれが口の中で「根」を張り、その上でお花畑が広がっていくイメージと言ったらいいでしょうか。様々な食感や香りが組み合わさって生み出された一品一品は、メニューの最初から最後まで至福の1時間半でした。

今回私はランチの時間にお邪魔したのですが、前菜・メイン料理・デザート(それぞれ2種類から選ぶことができる)に加え、食前の軽いおつまみと食後のコーヒーのお供のお菓子がついたメニューで32ユーロでした。ちなみに、ディナーは前菜・メイン料理・デザートのメニューで55ユーロ、6品の色々な料理が楽しめるコースで70ユーロとなっています(それぞれ2019年10月現在)

人気店なので事前の予約は必須ですが、星つきのレストランとしては比較的お手頃に食事が楽しめるのもうれしいところです。予約は電話または下記のお店のホームページからも可能。レンヌを訪れた際にはぜひ訪れてほしいレストランの一つです。

レンヌ観光の見どころやグルメ、ショッピング情報がたっぷり詰まったガイドブック「神秘の島に魅せられて モン・サン・ミッシェルと近郊の街へ」がAmazonや全国の書店で発売中です。旅行のお供にぜひどうぞ!