レンヌで必ず行きたいガレットとクレープの専門レストラン「ラ・サン=ジョルジュ」

どのガレットを頼んでも名前は「ジョルジュ」や「ジョージ」?

そんなオシャレな雰囲気に少し緊張しつつも、お店の人に席に案内されてメニューを広げると思わずクスッと笑ってしまいます。実はガレットの名前が全てが店名にちなんでフランス語のジョルジュ(Georges)や英語のジョージ(Georges)で始まっています。この辺りにこのレストランの遊び心が伺えます。

レンヌのラ・サン・ジョルジュのメニュー
レンヌのラ・サン・ジョルジュのメニュー

「ジョージ・マイケル1つお願いします。」

「じゃあ、私はジョージ・ハリスン下さい。」

・・・と言った感じで注文することになり、なんだか思わず顔がほころんでしまいます。もちろん、これだけでもちょっとした話のネタになります。ラ・サン=ジョルジュには定番から斬新なものまで何十もの豊富なガレットの種類があるので、皆さんのお気に入りのジョルジュかジョージが見つかるはずです。

こだわりの食材と革新的なレシピ

ラ・サン=ジョルジュへの細部へのこだわりはガレットの名前だけでなく、食材にもしっかり表れています。例えば、食材は冷凍品を使わず新鮮なものや自然食品を使い、クリームやアイスクリームなども昔ながらの製法で作っているところから仕入れています。また、バターは一流シェフにも愛用されているブルターニュ地方サン・マロ(Saint-Malo)のボルディエのバターを使っています。

ボルディエのゆずバターを使ったクレープ
ボルディエのゆずバターを使ったクレープ

こうしたブルターニュ産の食材を使って作るガレットは程よいクリスピーさを残しつつも、素材の質の高さは食べるとすぐに分かります。どれを食べても美味しいので、どれを選ぶか迷ってしまうのが問題ではあります。チーズやハム、卵を使った定番もいいですが、少し冒険したい方にもきっと満足する食材の入ったものが見つかるはずです。もちろん、デザートのクレープの方も色々な種類がありますよ。

ラ・サン=ジョルジュは日曜と月曜と祝日は定休日です。平日は10ユーロ代前半でガレットとクレープのセットになったメニューもあります。また、土曜日はとても混むので予約をしておいた方が確実です。