ブルターニュの港町キブロンで夏のバカンスを楽しむ

手つかずの自然が残るコート・ソヴァージュ

キブロンを訪れたらビーチとともに訪れておきたいのが、7kmに渡って伸びる美しい海岸線のコート・ソヴァージュ(Côte sauvage)。波や風で削られた荒々しい花崗岩の断崖が続く景色はまさにブルターニュに来たという感じがします。

コート・ソヴァージュ

直訳するとフランス語で「未開の海岸」という意味のこの海岸では、1934年より景観を損ねるあらゆる建物の建築が禁じられています。また、自然保護区域にも指定されていることから、昔から変わらない景色を眺めることができるというわけです。

そういった理由もあり建築物のない海岸で一際目を引くのが、岬に佇む中世の英国のお城を思わせる建物。これは条例で海岸への建築が禁じられる前の1904年に紡績で財を成したジョルジュ・チュルポーという人が建てさせた邸宅。彼が「海の城」称したこの建物は、後に地元の人からその名前をとってチュルポー城(Château Turpault)と呼ばれるようになりました。

チュルポー城

現在は私有財産で一般には公開されていない建物ですが、昔のキブロン市長が「キブロンにとってのチュルポー城はパリにとってのエッフェル塔だ」と言ったように、キブロンのシンボル的存在でもあります。確かに、美しい海岸に佇む城はどこから見ても絵になります。

キブロンは海が好きな人ならきっと満足できるところです。コート・ソヴァージュにはハイキングコースが整備されているので、素晴らしい景色を見ながらウォーキングやランニングにもピッタリ。また半島を取り巻く湾は牡蠣の産地でもあり、ベル・イロワーズのイワシの缶詰でも知られるなど海の幸も豊か。1日の終わりは海岸沿いのレストランで夕日を眺めながら美味しい魚介類に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか?

キブロンとオレー間のアクセスについて

キブロンとオレー間は夏季限定で電車が運行しており、終点はキブロン駅(Gare SNCF de Quiberon)止まり。一方で、それ以外の期間だとバスでそこからさらに南下して海沿いにあるフェリーターミナル(Gare maritime)まで向かうことができます。SNCFなどで購入したチケットが電車(TER)かバス(Car)によって乗り場が変わってくるので要注意!

また、ローカルバス(Breizh Go)もキブロンとオレーを結んでおり、キブロン駅、またはフェリーターミナルから乗ることができ、巨石遺跡で有名なカルナックなどへも行くことができます。

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